転職面接の種類を知っておこう！～個人面接からオンライン面接まで各面接の特徴と対策方法を教えます～

こんにちは！人材紹介キャリサポチームのぐりです。

転職活動で避けて通れない「面接」。でも、最近では個人面接だけではなく、グループディスカッションやオンライン面接、さらにリラックスした雰囲気で行われるカジュアル面談まで、面接の種類が増えてきていますよね。それぞれの面接には違った目的や求められるスキルがあり、形式によっては意外なポイントが評価対象になったりします。

このコラムでは、転職面接のいろいろな種類と、それぞれの特徴・対策ポイントをご紹介！自分にぴったりの準備をして、どの面接にも自信を持って挑めるようにしていきましょう。

はじめに

転職面接の種類を知る重要性

転職面接の種類が増えている背景

最近の転職市場では、従来の個人面接以外にも、グループ面接やオンライン面接など多様な形式が導入されています。これにより、応募者のさまざまなスキルや人間性をより深く理解することが可能です。

面接の種類ごとに異なる準備が必要な理由

面接の形式によって、求められる対応やスキルが異なるため、どの種類の面接が実施されるのかを理解し、適切な準備を行うことが重要です。各種類の面接に応じた対策を立てることで、自信を持って臨めるようになります。

面接の種類と特徴を知っておこう！

面接の種類と特徴

① 個人面接

特徴
面接官1人と対話形式で行われ、応募者の人物面やスキルが深掘りされることが多いです。リーダーシップや論理的な説明力なども評価対象です。
対策
- 自己PR：あらかじめ自分の強みや経験を整理し、実績や具体的なエピソードを交えて話せるように準備します。
- 質問に対する準備：志望動機や転職理由のほか、業務に関連する具体的なスキルや経験について聞かれることもあります。自分の強みを活かせる具体例を複数用意しましょう。
- 逆質問：企業についてさらに理解を深められるような逆質問を準備しておくと、面接官へのアピールにもつながります。

② 集団面接（グループ面接）

特徴
複数の候補者が一度に面接を受ける形式で、短時間で多くの候補者の印象を把握するために利用されます。他者との協調性や、簡潔に自分をアピールする力が求められます。
対策
- 簡潔で明確な自己紹介：短い時間で自己アピールができるよう、自己紹介や自己PRは簡潔かつ印象に残る内容にします。
- 他者への配慮：他の候補者が話している際は話をしっかりと聞き、自分の意見を述べる際は過度に長くならないように意識しましょう。控えめながらも存在感を発揮できるよう工夫します。
- 競争意識を抑える：他の候補者との競争意識よりも、協調性や受容的な姿勢を見せることが大切です。

③ グループディスカッション

特徴
問題解決力やチームワーク、リーダーシップを評価する場として、数名の候補者で1つの課題に取り組む形式です。コミュニケーション能力が特に重視されます。
対策
- 積極的な姿勢：率先して意見を述べるとともに、他の候補者の意見をしっかりと聞き、全体の意見をまとめる役割を担う姿勢を見せましょう。
- 論理的な思考：自分の意見を述べる際には、理由や根拠を明確にし、論理的に話すことを意識します。
- 役割分担を考慮する：ディスカッションでは、調整役やリーダー役など役割分担を意識して行動することで、協調性とリーダーシップを同時にアピールできます。

④ オンライン面接

特徴
Webカメラを使って実施され、遠方からの面接やコロナ禍で急増した形式です。自宅から参加する場合も多く、環境が面接官に与える印象に影響する可能性があります。
対策
- 通信環境と機器の確認：事前に通信環境やカメラ・マイクの動作確認を行い、トラブルがないように準備します。
- 目線と表情：カメラ目線を意識し、自然な表情を心がけましょう。また、背景は整った環境を選び、清潔感を保ちます。
- 話すタイミング：オンライン特有のタイムラグがあるため、相手が話し終わってから少し間を置いて話し始めるとスムーズです。

⑤ 最終面接

特徴
役員や上層部が参加し、企業全体のフィット感や価値観の一致度が重視される最終面接です。企業のビジョンや方針に共感しているかが問われることが多いです。
対策
- 企業研究の徹底：企業理念や業界動向、競合他社との違いについて深く理解し、自分が企業にどのように貢献できるかを具体的に述べられるよう準備します。
- 長期的なビジョンを示す：入社後にどのような成長を目指し、どのような形で会社に貢献したいかを述べることで、企業への熱意を伝えましょう。
- 価値観の一致を示す：自分の経験や価値観が、企業文化と一致する点を強調し、共感を示すことが大切です。

面接とは違う…？面談形式の面接

転職活動では、通常の選考過程の一部として行われる面接に加え、応募者と企業側の関心度や条件を確認するための「面談」が設けられることがあります。特に、応募を迷っている段階や最終的な労働条件をすり合わせる段階で行われる「カジュアル面談」と「オファー面談」について解説します。

①カジュアル面談

特徴
カジュアル面談は、企業が応募者に対して職場の雰囲気や企業文化を知ってもらうために行う面談です。リラックスした雰囲気で進行し、応募を迷っている方でも参加しやすく、企業について理解を深めるための場となります。
対策
- リラックスした姿勢で、誠実に対応：気軽な場でありつつも、企業側は応募者の人柄を見ています。誠実な姿勢で受け答えを行い、興味を持っている点を積極的にアピールすることが好印象を与えるポイントです。
- 質問の準備：企業文化や仕事内容について、気になる点をいくつか用意し、積極的に質問をしましょう。仕事の内容やチームの雰囲気を具体的に把握できる良い機会となります。

②オファー面談

特徴
オファー面談は、内定が出た後に給与や勤務条件について話し合う場です。企業側が提示する条件について、応募者からの要望や質問も受け付けられ、労働条件のすり合わせが行われます。
対策
- 条件や要望を明確に：自分の希望する給与や勤務地、福利厚生の内容などを事前に整理し、優先順位をつけておくとスムーズに進みます。
- 交渉の準備：条件に改善の余地がある場合は、自分のスキルや経験に基づく根拠を示しつつ、企業に対して誠実に交渉を行うことが大切です。